「夜見世」
\新キービジュアルイラスト「夜見世」について/
2020年に描いた「夜市」を、もう一度描きました。今回描いた夜市は、緑髪の女の子”ミド”が訪れた、新しい場所です。露店は空へ浮かび上がり、大樹から枝分かれした半透明な道を歩いて人々が買い物をします。夜市の新しいビジュアルをどうぞ宜しくお願いします。
(はるまきごはん)
Sorafes Yoichi Story
いつもの帰り道、
いつもと違う角を曲がっただけで
知らない街に行きついたこと、
ありませんか。
あなたは、そんな、出会うはずのなかった場所に
たどり着いたのです。
日常の隙間
インターネットの果てにある暗闇に
ぽっかりと浮かぶ
それはそれは不思議な街です。
星空がゆらゆらとうごめく気どった帽子をかぶった
白いキツネが、緑の髪の女の子に話しかけてきました。
いつでも夜を追いかけて、いつでも夜の中にいる
そんな街を、君は他に見たことがあるかい?
白いキツネは自分の大好きな街を少女に自慢できて
得意そうに鼻と立派なしっぽをヒクヒクと動かしました。
ボクはソラギツネ、
キミが失くしたものを一緒に探したいと思っている
それが失くしたものだと気がつくこともある
そう言うと白いキツネは
少女に古ぼけた地図を手渡して
すうっと煙のように広がって消えてしまいました。
SHEARING A SENSE OF WONDER
宙フェスについて
「上を向いて遊ぼう!」を合言葉に宇宙や星空の楽しみ方を集めた野外フェス
「宙フェス」は「上を向いて遊ぼう!」を合言葉に、ファッション・サイエンス・アートなど様々な宇宙や星空の楽しみ方を一堂に集めた野外イベント。
会場には、星や星座・宇宙をモチーフに生み出されたハンドメイドアクセサリーの販売、ワークショップ、カフェ&フードが立ち並ぶ「宙マーケット」、宇宙を愛する著名人と科学者らによるクロストークショー「宙トーク」、望遠鏡を覗いて空を眺める天体観測会「スターパーティ」などが開催されます。
2014年から京都・嵐山「法輪寺」で昨年のオンラインも含め7回開催。2019年からは東京・日本橋「福徳の森」でも開催しています。「星空・宇宙」というユニークなテーマにも関わらず、20代女性の来場者が7割を占め、各々のスタイルで宇宙や星空を楽しんでいます。
最新情報は宙フェス公式Twitterやインスタグラムで発信中、ぜひフォローしてください!
宙フェス夜市について
「宇宙はかわいい」がコンセプトのオンライン空間
夜に浸りたくなったら、宇宙や星空を感じたくなったら、いつでも好きな時に訪れることができる、そんな不思議な夜の街をオンライン上に作りました。
「宙フェス夜市」ではリアルイベント 「宙フェス」 で活躍するハンドメイドクリエイターがオンライン
上に軒を連ね、いつでも宇宙や星のお買い物が楽し んでいただけます。
どうぞイベントであちこちお店を覗くような気持ちで、各クリエイターの手がけた
「宇宙のカケラ」の放つ輝きを、かわいさをお楽しみください。
2014年の初開催以来「宙フェス」が伝えてきたの は、宇宙や星を想うことで得られる不思議な感覚、
日常生活からふわりと気持ちが離れられる自由さ、 ワクワクした気持ち。
「宙フェス夜市」から届いたアイテムがその気持ち をいつでも呼び覚ましてくれるハズです。
今夜も貴方のお越しをお待ちしております。
はるまきごはん
札幌市出身のミュージシャン、イラストレーター、アニメーター。
1stアルバムの「BLUE ENDING NOVA」をはじめ、宇宙をモチーフとした作品も多く発表している。
自身の楽曲のアニメーションMVやアートワークなど全てのクリエイションを手掛ける。
https://twitter.com/harumaki_gohan
https://youtube.com/c/harumakigohan