
野外音楽フェスとして始まった『宙フェス』
まず最初に『宙フェス(そらフェス)』があります。
2014年に京都・嵐山で生まれたイベントです。もともとはフジロックに憧れて始まった野外音楽フェスでしたが、紆余曲折を経て、「一年かけて様々な宇宙&星空の楽しみを集め、2日間でお披露目する」スタイルに落ち着きました。
2020年より京都・嵐山はお休み中で、現在は『宙フェスTOKYO』として年に1度、東京・日本橋で開催しています。

宙フェス2014のステージ 第1回は野外フェスでした
2022年の東京・日本橋イベントは11月19日&20日に開催しました。
宇宙や星空をテーマにした人気クラフト作家を集めた『宙マーケット』を中心に、お月見クルーズ『宙舟』や宇宙をテーマにしたイラスト展『宙の絵師展』などオリジナルコンテンツで溢れています。

宙フェスの『宙マーケット』

お月見クルーズ『宙舟』
『宙の絵師展』
夜を追いかけて飛行する浮島『宙フェス夜市』
そしてオンラインマーケット『宙フェス夜市(よいち)』が生まれたのが2020年。
「宙フェスの通販があればいいのに!」そんなお客様の声から生まれたオンラインマーケット『宙フェス夜市』ではありますが、今では『宙フェス』の本イベントと異なる独自の世界観で広がりつつあります。
博多阪急、梅田ロフト、誠品生活日本橋などでPOPUPストアを開催。2023年も日本各地で展開できればと思っています。

夜を追いかけて飛行する浮島

『宙フェス夜市の夏祭り@梅田ロフト』
続いて『宙フェス夜市のハナレ島』。
こちらは少し小さなスペースですが、その分長期間で『宙フェス夜市』の世界感を楽しんでいただけるお買い物コーナーです。
2022年は有隣堂の6店舗に期間限定で設置させていただきました。
『宙フェス夜市のハナレ島』
変わった展開としては、
2022年は星取県(鳥取県の別名です)とコラボレーションして『星空採集VR』という物語VRを作成しました。

こうしてみると、イベントがイベントを生み、それぞれが予想外の成長をして、さらに複雑化しているようです。
新しい環境に合わせて何とか生き延びつつ、生息域を広げていく様子は、宇宙イベントなのに雑草魂に溢れていて面白いなぁ…と思います。
これからも色々な「宙フェス○○」が生まれそうな予感があります。
一緒に楽しんで、育てていっていただけると嬉しいです。
(宙フェス夜市編集部)