ソラギツネの新月通信/
『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン)

ソラギツネの新月通信/<br>『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン)

「宇宙・星」の棚に並んでいる本だけが宇宙の本ではないし、SF映画だけが科学の映画じゃないよね。本、映画、マンガ、ドラマなどのエンタメの中から、ボク、ソラギツネが宇宙を感じる作品を紹介するよ......どんなものにでも宇宙はひそんでいるのさ。


 見すごしていた美しさに目をひらく、ひとつの方法
レイチェル・カーソン「センス・オブ・ワンダー」

レイチェル・カーソンは「沈黙の春」などで知られるアメリカの作家で海洋生物学者です。

今回紹介する「センス・オブ・ワンダー」はカーソンの死の翌年に彼女の原稿を整える形で友人たちの手によって出版されました。

この本の中で、カーソンの姪の息子のロジャーは、カーソンとメイン州の海辺や森の中を探検しながら、神秘や不思議さに目を見張る感性「センス・オブ・ワンダー」を育んでいきます。

その様子を通してレイチェル・カーソン自身もまた「センス・オブ・ワンダー」を再発見し、叙情豊かな文章でそれを私たちに伝えてくれます。

人は大人になるにしたがって神秘や不思議さを言葉として処理し、「情報」にして蓄えていきます。そこに確かにあった感覚、いうなれば言葉の中身はいつの間にか記憶から抜け落ちてしまいます。

「センス・オブ・ワンダー」にある自然描写やロジャーとカーソンの会話もまた「言葉」ですが、その言葉は「情報」と化してしまった神秘や不思議さにもう一度、熱を吹き込んでくれる「おまじない」のような効果があるようなのです。

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見すごしていた美しさに目をひらくひとつの方法は、
自分自身に問いかけてみることです。

もしこれが、
いままでに一度も見たことがなかったものだとしたら?

もし、これを
二度とふたたび見ることができないとしたら?と


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あまり知られていませんが、宙フェスのテーマは「SHEARING A SENSE OF WONDER」です。

小さなイベントではありますが、子どものような目で世界を眺めるキッカケの一つになれればと思っています。


「センス・オブ・ワンダー」
[著]レイチェル・カーソン
[訳]上遠恵子
  新潮社(1996/7/1)

(宙フェス夜市編集部)

 

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