不眠症という世界の、 天文台という空間で…『君は放課後インソムニア』

不眠症という世界の、  天文台という空間で…『君は放課後インソムニア』

「宇宙・星」の棚に並んでいる本だけが宇宙の本ではないし、SF映画だけが科学の映画じゃないよね。本、映画、マンガ、ドラマなどのエンタメの中から、ボク、ソラギツネが宇宙を感じる作品を紹介するよ......どんなものにでも宇宙はひそんでいるのさ。


不眠症という世界の、  天文台という空間で…『君は放課後インソムニア』

「ビックコミックスピリッツ」で2019年から連載されているオジロマコトさんのマンガです。不眠症(インソムニア)の高校生男女による天文部を舞台にしたラブコメディで、2022年2月現在8巻までが発売されています。

誰にでも他人には踏みこまれたくない自分だけの世界というものがあるのだと思います。その世界には好きで入りこむというよりも、しかたなく、あるいは迷いこんで、気がつくと出口がわからなくなりとどまっていることが多いようです

そして、「わかってもらえない」という気持ちが、「踏みこまれたくない」にかわって、世界はかたく閉ざされます。

でも、もし、そのかたく閉ざされた世界に、もう一人、自分と同じように迷いこみ、さまよっている人がいたとしたら、きっと話をする必要もなく、誰よりも深くわかりあえるのではないか...。

大人になった私たちには、それが幻だということを知っているはずなのですが、時々、やはり信じたくもなります。この世のどこかに、そんな奇跡の出会いがあるのかもしれないと思うだけでうれしい気持ちになります。

『君は放課後インソムニア』は不眠症という世界の、天文台という空間で、自分とまったくちがっていて、まったく同じ人に出会った二人の物語です。

祈るようにページをめくりながら、小さな奇跡を美しい星空の描写とともに発見し、こんなところにあったのかとうれしい気持ちになれます。

2022年にはTVアニメ化&実写映画が決定したようです。
ぜひ、マンガから。

君は放課後インソムニア マンガ


「君は放課後インソムニア」
[著]オジロマコト
小学館サービス(2019/9/12)

(宙フェス夜市編集部)

 

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